KOUSHIROU_A2 ( 編集-未整理 )

2012年1月31日 - 光あれ

[ ここに記述された夢は、前頁最後の同日分「なぞの少年たち」から約3時間ほど後のものである。前の記録に述べた後、私は何も食べずに再び寝床に入った。前に書いた通り、私のひとつのものにだけ私は注意を向けるとした(おそらくそれが特定の指に向けられた注意のように、夢見の自覚を起こす。)
ペニスをひとつのものにするためにそこに向かった、両足などの部分の緊張がいったん解かれた、ものは馬のそれのように勃起した。しかし、それが硬く張ったままでは筋肉と神経が要るので(無理にいこうとすると消耗する。) 私は必要以上にそこがはりきれないようにした。 ]

室内の一部に白い光が射したようなので(変だと思い)今一度みようとしたとき、室内の様子が違うのを見て、突然「夢だったのか!!」と私は思った。その先をみようとしたら(私)、その室内は全体に白くて、高い位置にあったのか、階段が下に続いていた。私はそこを下りていった、途中で直角に折れ曲がった階段の下で、それは白いらせん階段になっていた。
[いったん光景がみえなくなった後、私はもう一度夢に戻ろうとした。それは目蓋を閉じたときに映るような動く紋様みたいなノイズパターンで、(白っぽい、無背景の中に)みえたようだった。]
その前の“室内”の状況がほぼそのまま繰り返された。やはり夢だった。だが、今度は室の先のある部分に(窓というよりは壁の一部にただ四角く開いたような隙間があって、床との間に、外界が狭くみえるような窮屈な印象で)古い町工場かガレージの入口みたいなものがその正面にみえた。その入口の上に特徴的な“桜の花”の簡略化されたシンボルマークがひとつあった。そのいくつかの花弁の意訳されたマークの中に、社名のように3つほどの漢字文字が並んでいたが、私がじっと見るたびに、それらの文字類は他の文字に変わっていた。一方、右側には赤い鉄工板の表面に簡略化されたハウスのようなマークと、そのマークの右隣にアルファベットの“IM”と思われる文字が続いて直線的に板状に浮き出したような形だった(私が見下ろしたところでは、それは階下の左側からほぼ直角に出た鉄板のようなものに付けられたロゴマーク、建築関係会社のそれを思わせた。)
 白髪混じりの長髪、きれいな目つきの男性がひとり、濃い青のビジネススーツとベストを着用したような姿だった。私はその人を私の元の勤め先の一社員だと思った。
[そのとき私がいた“室内”は少し広いフロア(踊り場)といった程度の曖昧な印象で、私自身の白い印象だけだったのか、ほとんど何も識別できる材質感もなかった。視界の右横に近い私の背後に、上からの階段が床と接する間にいくつかのより広い段があり、そこに“高級な社員”が現れたかのように立っていた。その先(左側の小工場のマークに対して右側向かいに開いたところに)赤茶色の鉄板製のような特徴的サインがみえた。]
何年も以前の事だと思いながら「社の状況について確認しておきたかったんですが」と私は言った。するとその人は「わかりました(了承)」と答えた。しかし、同時に私はその外側の“看板”をもう一度読んでおきたかったので、その人から少し離れた。“社員さん”は(私の左背後で)ちょうどそこに現れた少し背の低いひとりの黒いビジネススーツ姿の中年男と何か話し始めた。
私は床下の端を覗き込むように(四角く狭くみえる光景の)“桜の花びら”マークの中の文字に注目した。[リアルタイムではそれらを視認できる漢字として読んだと私は思い込んでいたのだが、私が記憶しようとしたそのときの字面のひとつは、後で、その読みの音の“IDEI(イデイ)”とそれ合致しなかった。]だが、その3文字は変化して“発電”という2文字になった。
[PCにそれ自体の入力文字がないので、それ自体の入力文字がないので、私がそのままを描くには、“電”の部分が中国の省略式のような表記みたいに“雨”が付いていなかった、と言うしかない。日本には古くから崩し字としてのひらがな50音表記等はあるが、日本人は漢字そのものを省略するような表記の習慣を持っていない。]

2012年2月2日 - 小さなカラダ(虫)

昨日、普通の夢の後で私の自覚夢をみようと、前日の「ものひとつ」を私は繰り返してみようとしたが、その前にこの体に勃起する気力が起こらなかったからか、まるでその小ささに自称されたかのように、前後に四肢のあるごく小さな昆虫みたいなものが右を向いた様子がみえた。しかし、その姿の胴体部分側面が突然奇妙に(反るように伸びたナメクジのように)変形しているのをみて私ははっとした。それは一瞬の夢のようだった。

[その虫の姿をいま私が特徴的に想い浮かべようとしても、頭がなかった。小さな“虫”として表れたものは、人・動物以前のものだ。だが、それは変形していた。そうして突然の体の変形は、なにかびっくりさせるような印象である。そういえば、前日私は風呂場のタイルに体長1cmほどの小さなナメクジの子供みたいなものがいたのをみた。
 この日私に足りなかったものは、普段に自覚するという(対象や“意識”ではないほうの)「ここ」だ。(“そこ”ではなく)ここ、いつも私に自覚すること。]

2012年2月4日 - 身体と夢見、あるナンバー

[私はこれまでの私の夢見などの例について、こう思った。私の注意を体に一致することが夢見にとって有効なのは、肉体(身体)はいつでも先にあってここに確認できる私の唯一のものだからだ。]

イメージ:
(無音)もやの中から浮かび上がるように現れた黒い蒸気機関車の前面、そこに4つのアルファベットと4つの数字が並んだひとつのプレートがみえた。

[その像があった、直後に私はその様子と現れたプレートのナンバーを言葉に出して録音しておこうと思いながら、その後また私は眠ってしまった。誰がそのナンバーを気に留めたのか(何かの記憶なら?)または何かのために創出されたのか? 私には見当がない。 (翌日5日)
 しかし「いまその番号を暗唱できないか?」と私は自然に思った。私は口に出して呟いてみた、すると、その“蒸気機関車のナンバー”とは違ったようだが、私の口は不意に「1562」と言った。これは遊びにはならない、私にとって「どの人が何を知っているか?(どのように特定の記憶を取り出せるか?)」という問題だ。]

2012年2月6日 - “ルーシーと夢学”

最近何日かの間、どうしてか私には判らないが、私が明晰夢研究者Gackenbachの名を思い出そうとする度に“リチャード”、私が自覚夢実験のGarfieldの名を思い出そうとする度に“ルーシー”という別の名前が何度か浮かんでいた。
この前の私の夢(現実)体験について、ガーフィールド著『夢学』という昔のタイトルに何か夢見の活動について知るためのヒントがあったかも知れないと私は思ったので、私は他の用事のついでに図書館で『夢学』を適当に開いてみた("Conscious Dreaming"というような原題だった。) 私がその本にみようと思ったのは、以前に、その著者パトリシア・ガーフィールドが“夢でのオーガズム体験”について書いていたという話が別の誰かの引用句だったのを私がたまたま読んだことがあったからだ。しかし、ある部族の夢についての教えによりある“守護する動物”をもつという関係があったという話について、「動物的本能を認めよ」というその著者自身の(動物などが出てくるいくつかの夢の例)文脈だと私は思った。そのような書類には全体に簡単な省略しかないと私は思っていたので、私はあまり開いて見ようとも思わなかったのだ(私としては、一般的の“夢見入門”という体裁よりも、そのような著者たちの個人的記録類だけをみたかった。)
 ところが、そのある頁に、『“ルーシー”という少女のお話を夢にみた』というようなことが数行分の中に書かれてあったのを、私は偶然みたのだが、その“ルーシー”という名前の部分だけが太文字で表記されてあった。しかし、そこには何も書かれていなかったので、私にはそれ以上の偶然ではなかった。

2012年2月7日 - イメージと象徴

どうしてかあれ以来“自覚夢”出来なかった。私はこれには何かしら理由があると思った。1週間、いや、今日はやってみよう。“彼女”なら答えるかも知れない。滝修行にでも行こうか。しかし、“夢”に問う機会がある。
 自覚夢という現実として私は導くことができるか?
 夢はあらかじめ存在するのか?
 現像される“夢”の実体について。
[私は以上のように疑問符としてメモしていた。しかし、例えば、数字そのものとしての計算が私には難しかったように(“私が計算しよう”と焦ったこと、または“問題”)、夢の要素そのものとして私の手に把握することも無理なように思われる。9×9などの慣用句は、ひとつひとつの数自体の足し引きではない。私が夢での“要素”そのものを完全に混乱なく見ることができたら、ここにあるものについて問題集みたいに読み解く必要もないだろう。ある印象に留まること(その反映)は解消されなければならない。]

(不意にみえた)一瞬のイメージ:
1.間近に青いタイルがいくつも張られた暗がりの中の底面のよう。視点そのものがその上を移動したかのようにその薄暗い奥に向かった。その室の壁際に何も張られていないコンクリートの小さな囲いのような部分がみえた。その中にあたかも電灯も点さないで(水風呂に浸かった者のように、) 長いストレートヘアーのほっそりとした女のようなものの着衣の上体その濡れた様子。

2.一目みて人類の顔面を思わせるが地球人とは異なる特徴の男の顔のようなもの。両目の部分の大きさは人種的に違わないが目尻にかなり端に上がったようで(まばたきがなかったので目蓋とは思われなかったが、) 両方の目の上からそれぞれの眉の高さに左右対称にもっと両側に大きく広がったところがあり、その高く上がった眉の端に当たる部分と目との間に粒粒のちょっと赤味のある腫れというか、かぶれの痕みたいにもみえる帯状とその広さの違いがあった。それにしては凹凸感もなく、両頬の位置は高めで、顎なども標準に近く、全体に浅い肌色だった。何も変わった表情もなく優しげな印象だった。普通にどこか別の惑星の男の面をみたようだ。
[ちょうど光を発するモニター画面のようなものに「これだ」と何か発見したかのようにその面が向かったところ、(視点としてはその少し右前方からみたアングル。) その頭部の頂点から後ろにかけての半面に黒い布のようなものを被った姿だったかもしれない。]

3.まばらに木々のある砂地のようなところに、陵墓(天皇陵)の形を思わせる小さく緑色に盛り上がったやや丸い囲いのようなもの。その中に大きな両目のいわゆる“宇宙人”、子供の像みたいでもある。
[その絵は、あたかも浜際のいくつかの樹木の間に昔の銅貨の造形がみえるような日本のある“不思議名所”映像を思わせる。元々そのような貨幣(硬貨)のデザインそのものも古い大陸文化によるので、何かその起源的印象と私は思った。要するに、天皇-陵墓とされていたものの起源も古代日本由来の発生ではない。しかし、その本質が“現代的宇宙人”を表していた。]

2012年2月8日 - 体外離脱という悪夢

何か仕事の用で(上司がその部下に言ったように)ある者がある場所に出席するようにと言っていた。ある封筒などのいくつか用意されていた物を、小さい順から中に重ねた。その外側は薄い水色の大きな封筒で、その表面にあらかじめ黒ペンで何かが記されてあった。

 屋内の(木-張りの)狭い長い通路の中で、私は体外離脱したように空中に浮上しようとしていた。私は身体的にいったんその通路の天井まで上がったが、頭の部分だけがその板を少し潜ったような感じで、それ以上抜けることが出来なかった。(それでその場に誰か子供か他の者でもいたかのように)「どうしてかな?」などと私は訊ねた。すると、普通に答えたような口調で「足を使えばいいんだ(あなたはその両足を使えば良い)」というようにその者が答えた。私はこの両足の腿のあたりに注意してみた。すると、前よりも意図的に身体によって浮遊した。

 室内の床に置かれてあった室内用電話機に呼び出し音があった(私が予定の時間を無視したので催促があったのだろう。) そこで、突然その電話機のスピーカーから『ナオちゃん(Nao-chan、)』と、呼びかけるオバサンのような声があった。

[私が私自身という偽者と対立するのはもはや不可能である。しかし、上記の夢について問題と言うなら、“ある室内”という限界を越えることが出来ない(夢における身体自身を超越していない、)偽者の悪夢の一例だ。]

2012年2月9日 - 黒い追跡用キャップ

自転車で夜( ある街路に )私の胸にいきなりぶつかった者があった。その者は一見何気なく通り過ぎていったが、私はその衝突の瞬間に私の胸ポケットに何かを差し込まれたと思ったのでそれを私の目に確かめようとした。すると、ちょうどペン軸の上端に被さっていたかのような小さな物。黒い四角錐の物の先に、その同じ材質の細い輪がつまみ部分のように付いていた。(黒い台形側面の真ん中にいくつかの異なった色の小さい四角部分があった。) “キャップに偽装された物”みたいなそれをみて私はすぐに位置追跡のための発信器を仕掛けられたのだと思った。それで、私がどこか別のところかその辺を走る車にその発信器を移してしまえば、誰かが私の現在位置を特定することは彼には不可能になると私は思った。
(けれども、ひょっとしたら私がすぐにその装置を外したのでその装置が無効になったとしたら、私がその仕掛けに気づいたということがもうその追跡側に知れてしまったのでは? または、それを再びペンに被せた途端に別の仕掛けが働くのでは? などという危険が私に浮かんだ。)

[その夜道のイメージは街のある公園通りの間の道路際に似ていた。その黒い小さなキャップの形そのものが昔私がどこかでみた物に似ていたのかも知れないが、記憶的関連があったとしても見当がつかない。そう言えば、それはある種の分銅とか釣り下げ式の重りのような物の形を思わせる。しかし、そのような“追跡用”スパイ小道具の類いなど、私はそれ以前の夢にも全然みたことがなかった。また、今そのような物を私が他人に対して必要とする理由は何もない。
 夢が私に何かを教えようとしたのだと思われる場合がいくつかあった。しかし、それらは私自身の状況に関することであったに違いない。文字通りの言語だと思ったら、書き物のためのペンの類いにそれが付いていたということは、私自身の発信するものについてのある要求だったかも知れない。この答えを私は得てみたい。]

2012年2月12日 - 青い海と鯨、イルカのしるし

見覚えのない夢についてのいくつかのメモ。ある昔の女方の名前のひとつがそこにあった。

暗い中に、ガラスか氷の板のようにみえる長方形の部分。(あたかも床に発光する透明なベッドのように、寝ていた私の体の下にあった。) そこに、ヒレを動かして回転した鯨一頭の姿、青い水の透けてみえたような様子。

町から『→山』とだけ行き先表示されたバスに乗った。~ 町の中にみえた曲線的なデザインの古びた陸橋のようなもの、[その外観正面にキャンピングカーのそれのように水平に波打った面と小さな窓などがいくつかあって、古いものみたいに煤けていた。しかし、後で、その面はどこか古いヨーロッパの建築遺跡の外壁を思わせた。] それらの表面の右端などにひとつずつ、ジャンプしたイルカの姿が薄いモノトーンでステンシルされたように、そのひとつの光景の中に小さなマーキング等がいくつかみえた。

2012年2月13日 - 私の神

寝床にいたうちに、不意に一瞬そこにあるはずのない香りや匂いがあるような気がした。また、過去に聴いたある音の再現のようなもの。いずれもその一瞬きりで、私がそれについて自動的に私の本質に元を質すように注意した。
[私が次の夢の場面の後に記した“深層意識への移行”は、その意図だと思われる。] 後で何だったか私は思い出さなかった。ある特定の匂いや音などの感覚がどうしてか突然再現されるのかも知れない、と私は思った。

ギリシャの町のある小さな通り、気配もない。その路の向こうから誰かが来た、その男がいきなり発砲した、私に。 路傍に倒れた私。その物陰から、若いサングラス姿の白人男がひとり立ち上がって急に駆けた。(逆に私の背後の方向、) グレーの紳士服姿の男がひとり立っているところに彼は近づいた。

(眠ってはいなかったが私は寝床にいた。)私が注意しながら“深層意識”に移行しようとしたら、突然この体がものひとつを再現したかのようにまっすぐ一本になった。

2012年2月16日 - 寒い環境

[夜の間、ずっと脆弱な呼吸不足のような状態だった。自ら発電に向かうような息-気がここに起こらなかった。]
英会話スクールの一室のようなところに、昔の顔見知りだったMと思われるひとりの男の後ろ姿がそこに、他の者たちと何か話していたようだった。私は何年もMに心良い印象ではなかったので、見かけたとしても私の用事ではなかったのだが、「おい、ここで何をやっているんだ? (あなたはここで何をしているのですか?)」と、その後頭部に向かって私は声をかけた。

(普通に日本の住宅地か古い商店通りの間の路地に入ったよう。TV撮影に来た誰かがそこにみていたかのような印象。)
 その通りの真ん中に一頭の熊がいた。その熊は左に頭を向けたまま建物の近くで動いていた。「あっ。熊だ、熊がいる」 ところが、次にその“熊”の立ち上がったところをみたら、その頭部はボール型に張られてあった物の上部が剥がれたようで、その次の瞬間そこに気味の悪い作り物みたいな青白い男の顔がみえた。割合に鼻が尖っていて、厚い眉毛のある、見覚えのない顔だった。

エレベーターのパネル部分の階数標示にあるような、内側から弱く発光した縦一列の丸い押しボタン類。その4個ほどの特定階指示ボタン類の下に、一個だけ“BR”という文字の付いたボタンがあった。
[そのイメージについて、“地下階”標示というよりは普段私がHTML形式の入力に用いている“改行”指示のタグ"<BR>"だろうと私は思った。だが、私は未だにそれが何の英語略号なのか知らない。通常、“地下階”を表す英語は"basement"のはずで、日本国内のエレベーター用の押しボタン類でも地下階への標示は漢字ではなく従来B1-B2のように表記されていた。英語圏に“地下1階-地下2階”などという言い回しがあったのかどうか私には不明だが。どうしてそこに"BR"と表示されたのか、不思議だ。]

2012年2月18日 - サイトウとお部屋

家の私のところに、S博士という男性がひとりで来た。私は室内で特に話し込むようなこともないまま、その中の一方に積み上げられたようになっていた側面をみた。
[それは私の記憶としてはひとつひとつの色合いのない箱か部品類のようなものがある一定の高さにいくつも組んであるような印象で、その向こう側に同じ材質である囲われた室のような形にみえるところがあった。私は後でそれイメージについて“積み重ねられたレゴ・ブロック等”みたいなものといってもみたのだが、印象としては違う。むしろ何かの装置類を表していたかのようだ。私のこれらのコンテンツを象徴していたのだと私は思った。しかし、そこで私はその“室”の中にいたのではなかった。]

2012年2月22日 - 頭を洗う

(私の頭)洗髪していたら、昨日のうちに洗髪中の夢があったのが思い出された。そこではもっと泡立ちのよさがあった。

不意に、いくつかの顔、その一瞬ごとのあらわれ(通常時にみえたもの。)

あるTVニュース番組収録用の小さなセットみたいなところにアナウンサーたちのように男ともうひとりがいた。その若めの外見の男が突然無礼な言葉を口走っていたのを、他の数人が聞いて、その場から1階へと下りていって、ある室内で彼の年配の上司にそのことについて言ってみた。その上司は彼を試して様子をみようと言った。
[その場ではその問題の男にある名前が呼ばれていたのだが、後で私はそこでの話の内容を思い出せなかった。この夢への解釈として、「そこでの場面が、一体“お喋り”の乱暴さとそれに対処しようという私の苦心を象徴していた」と私は思った。]

ある建物の外観みたいなイメージ。その周囲にはほとんど何もなく、円筒形の二階建てほどの全面。その浅い色。その平面に接したところの左側に暗い穴がひとつ、巻き貝殻の口の部分みたいに小さな出入口か、円筒外壁に接して正面に開いたような部分がひとつあった。

2012年2月24日 - ビオラ・マン

今日も、特別な夢なかった。

[TVプログラム、ザ・ウォーキング・デッドのシーズン2を1話みた。前回までの映像に比べて画面の粒子の粗い部分やピントのない画像がいくつかあるのが気になった。最初に高い“フォーク”の黒いバイクに“SS”のマークが入った、絵画。だが、重要な点はそれではなかった。“ウォーカー”には逆転的なところがある。死んだような車たちの列。思わせすぎる“人々。”
 しかし、60分に近づいたところで、「あれっ?」と私は不思議だった。60分を越えたところで「8分間の延長」とお話いった(私には何だか分からないので、そのすぐ後、30分などといったり。) 放映予定にはいつも通り午後10時までと標示されてあったので、どういうことなのかと私には分からなかったが、本当に午後10時8分きっちりに終了した。そこには“ある匂い”というものがいなかった。]

2012年3月1日 - ある物音

TV放送をみていた途中で少し近づいたのだろう。何か、丸い器のような椀型のものがあって、その丸みの外側からペンみたいなものの先端がそこに当たったようだった。そのペン軸みたいなものが触れたか、一瞬、私の体の外に“パチッ”という軽い音が同時にあった。それを私の体自身に感じるというよりは、本当に外部で何か音が発生したときのように聞こえた。
[午前0時過ぎにあるBS放送開局に『ベン・ハー』がフル放映されていた。(おいしいおまけのひとつが、私にはそのタイトル直前の光だった。また、本編に、帝国と、人々の期待みた。)
 それは、むしろ後の場面で聞いたある音かもしれない。]