私はどうして‘ 夢 ’だと気づくか?
( 夢記録から,“ 夢だ ”-きっかけ部分抽出のこころみ / 編集中 )

- 居間のなかに仰向けに横たわっていたところ、何かのきっかけで目を覚まして起き上がったような感じ。室内は暗いが、周囲の様子を見分けることはできる。非常に静かで、意識的。夢をみていることに気づいたが、それが部屋の反対側にある不思議な青い光をみた所為なのか、光をみて夢だと気づいたのか、判然としない。 / 1998 -

- 薄暗い路地の入り口のようなところ。映画俳優Nにとてもよく似た顔の男がひとりいて、特に親しみを抱かせるでもないが、べつに警戒することも無いといった気安い表情で、“ 夢の中での照明の変化について、教えてくれないか? ”というような意味のことを訊ねた。何かが明らかになりつつある。私の目の前に一見すると鶏卵の殻のような質感だが大きく上下に細長く歪んだパンのような奇妙な物。私はそれを持ち上げることはできるだろうかと考える。ひょっとすると私は今ゆめをみているのかもしれない…。 / 1999-08-25

-- 私の上体を寝床から起こしてみた。夢だ。明るい光がその室内に部分的にやわく入っていた。 / 2010-04-17

- 机と対面側に男が座っていた。一枚の紙が机上に広げられていてその男が何か書きだした。その紙裏には何か一面に書かれてあったようで、それらが半ば透けてみえた。その男がそこに何か大きく文字を書きだした。 / 2011-10-28

- 室内の一部に白い光が射したよう( 変だ )。今一度みようとして、室内の様子が違う。 / 2012-01-31

- わたしはある婦人とホテル内にいて部屋に行く。上り階段の途中( 折り返し部分 ),あたかもその部分が外側にテラスであるかのように、すぐ下に“ 街路の人々 ”みたいな姿がみえる。私は人々をみたが誰も気づかない。 / 2013-01-18

- なにかの会場外側に付属している屋内通路、人々。その左-壁際,昇り階段とその左側-扉。その中はちょうど上映直前のように薄暗い,座席等-通路端。それらの右、なにか別室と人々のような姿。 / 2013-05-29

-- 室内まるごとエレベーターのような、窓等2つの外側に下から上へとコンクリート壁面が動いているようにみえる。( そこでは未だ‘ 夢だ ’という私の意識ではなかったが、次の瞬間 )その途中で私は私の両瞼を開いてみようとした。普通にその感覚があった。視界が白っぽい光のようになったので‘ 私は本当に寝ていたのにこの両瞼を開いたのだ ’と思った。すると、私が私の両瞼を閉じてから間も無くすぐに光景があった。あるエレベーターの来るのをこちらが見上げた処といったように、幾つかのまっすぐな黒っぽいワイヤー等-間に青い色の多面体( こちら向きに魚の前後みたいに細ったような形 )ひとつみえた。 / 2014-07-27

- 室の対面側にやや大きめの四角いアルミ枠と窓ガラスが遇った。それの表面はある種のガラス窓にあるように少しずつ不規則にわずかに波打ったようなもので、その向こう側は昼間のそれのようにあかるいが見えなかった。 / 2014-11-10

- 私は歩いて階段を下りる処だった。その階段は広く、その途中に別のフロアと接していてそこからその両側に折り返し下へと続くという形。わたしは真ん中を下りていった。その階段-真ん前に赤い木造の中華料理店-前面みたいな外装がある。なぜこんな所にこんな中華料理屋があるのだろう? 私は不意におかしなものをみたといったように上へと戻りかけた。 / 2015-01-26

- 路上,微笑みかける女,ある社屋のような所の出入口。一瞬その右側に作業服姿の年輩がデスクに就いていた。あたかも私が私の手に取ったかのように、薄青っぽいゴム製凹面と楕円形底-容器。 / 2015-10-13

--- 私は朝方また眠り込まずに自己監視していた。‘ 夢 ’と気付いているような意識状態に、こちらから半ば‘ とり憑く ’ようにしてそれを確かにするを繰り返した( 映像的印象無しに,連続的に )。〔 その最中にはなぜだか私がそう知っていると言っているかのように‘ これはカルロス-カスタネダのやり方だ ’と思っていた。 〕 / 2016-10-12

- 〔 左足の心理的な問題か?痛み。私は左踵の痛みを気にした。その直後それが右踵に移った。私がそれについて書き始めたら急にその右手首が重くなった。私の肉体的課題としての‘ 右半身-強化-均等化 ’だったが、同時に私の意をその部分に合わせると温感が発生しやすくなった。私が寝床でそうしていると久しぶりにその体自体に熱と緊張とを覚えた。 〕
( おはなしのように )ある岩場に関して男が女の子に説明する。その映像か、高台と岩々の連続してひとつに湾曲したような形。海へと続くそれら。( ある時点で,一瞬 )私の体から動いて体自体で逆上がりしたかのように部分的接地したような感覚。 / 2017-02-20

- 街の途中,飛び降りるというよりは空中に単身-上昇して私は‘ 夢だ ’。 / 2017-09-11

- 独り便所。その上-右隅から聴き憶えのあるギター音楽と施設内-終了時間アナウンスの女声,自動的記憶再生のよう。 / 2017-09-12

-- 〔 団地か大きめのアパートメント通路-出入口のような所,夜間? 私は気がついたその瞬間には既に‘ 夢だ ’とわかっていたが、どうしてか一度も見覚え無いその形にその場では見覚えが在るかのようだった。 〕 / 2017-10-02

- 象形に単純化された白い鷲の両羽を広げかけたものが祭壇に置かれているような形。
- 黒い襟付き婦人用コート,薄い滑らか材質のものが壁に掛けられているような展示-形。 / 2017-11-06